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ニッポンアニメ100ロボットアニメ大集合 4/7日放送回・アニメが影響を与えている日本のロボット研究開発

TV☆Writer

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生命体ではない機械に対してそれ単体で生きているかのような、あるいは崇拝の対象かのような、最近のロボットアニメではそういう描写がよく見られます。

番組は、日本のロボットアニメの歴史を振り返るだけでなく、アニメが社会に与えた影響についてもふれていました。

その中では日米の考え方の違いに関するコメントもありました。全員が全員同じ考え方ではないでしょうが、私としては頷ける内容でした。

アニメだけでなく特撮も含めて日本のSFは「不思議な力」が最終的にものを言うことがよくあります。一方、アメリカの場合、私が視聴した範囲だけの印象と断っておきますが、現実的な理屈をねじ込んで解決に導くというストーリーが多いと思われます。

私もガンダムが好きで、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」も好きな作品の一つです。そう言いつつ矛盾することを書きますが、そのエンディングは現在も今ひとつ納得しきれないでいます。

地球への落下コースに入った小惑星。大質量の物体が地球の重力影響下にある為衝突を回避するのは到底不可能です。それが「不思議な力」が働いて小惑星は何処かへと飛び去ってしまい地球は難を逃れるのです。

日本の作品は物事の終結に際してそういった現代科学では説明できない「不思議な力」が働くことが目立つのです。

かたやアメリカの作品はどうでしょう。アメリカのアニメを見ることはあまり無く、SFの洋画を何本か見る程度ですが、それらの解決方法は科学的な要素を取り入れていると思います。ただ、残念なのは科学的なことと言っても、捻じ込み過ぎではないかと思うものがあるのです。例を挙げさせていただきましょう。

「インデペンデンスデイ・リサージェンス」では、20年程前に一旦撃退した異星人が再侵略してきます。地球人の奮闘により異星人は撤退しますが、それに大きく作用したのは蜂の行動学でした。詳細は省きますが、地球人は地球に生きる蜂の習性を異星人に当てはめ、それはまんまと成功したのです。

この作品に登場する敵方異星人の容姿は地球人のそれと同じではありません。ヒューマノイドのようでもありますが、イカのようにも見えるスタイルです。違う星ですから環境も違いそれ故に進化の過程も異なったので容姿が違ってくるのは当然のことかも知れません。

ならば、地球の蜂と一から十まで同じものが異星に存在するのかどうか疑問です。地球が壊滅のピンチ寸前で藁をもすがる思いの「蜂の習性」が運よく、偶発的に、異星人撃退につながったというシナリオだったのでしょうか。

もう一つ、ハリウッド版「GODZILLA」についてです。同時に3体の怪獣が集まったアメリカ西海岸。政府はこれを解決する為に核爆弾使用を決定します。セリフの中で、その威力は先の大戦で使用されたものを遥かに上回ると説明していました。

結局、時限セットしていた核爆弾は爆発したのですが、過去使用された核とは比べ物にならない威力と言われたにしては、その後のシーンを観ると爆発被害が極端に少ないように思えました(その核爆弾は、核をエネルギー源とする怪獣に確保されていた時間があり、その間に放射能が減ったという説をネットで見たことはありますが)。「不思議な力」ではなく武力で解決に導こうとした点は現実的でいい(実際には、GODZILLAが他2体をぶち倒した)のですが、核の扱いは都合良過ぎだと思いました。

無理やり捻じ込みな所はありますが、日本作品と比して理屈で解決しようとする姿勢はアメリカ作品の方が強くて、たしかに日米で考え方は明らかに違うと考えます。

現実のロボットは科学のおかげがあって作られたものです。かたや人間など生命のあるものは現代科学でも解明しきれていない部分があるでしょう。

小惑星探査機「はやぶさ」のように機械を擬人化することが多い日本人であるから、機械が現代科学で説明できない不思議な現象を起こしても、すんなりと受け入れられるということでしょうか。

ロボットは私たちがいる現実世界に着実にその存在価値を高めています。それはアニメに触発された人たちの尽力も大きいかと思います。そんな人たちを番組では何人か紹介していきました。

一説には、日本のロボット開発は二足歩行に拘り過ぎている為にその進歩が世界的には遅れているという声があります。二足歩行ロボットがアニメや特撮のようにまるで人間のような動きを実現できるのか、個人的には疑問の範囲を脱しません。

更に、人が二足歩行ロボットに搭乗して操作することまでやってのけることには安全性が担保できるのでしょうか。

地球にいる生物の中で二足歩行する存在は少数派です。四足歩行が大多数です。安定性で言えば四足歩行の方が優れているでしょう。二足歩行ロボットに拘ることが日本のロボット開発の進歩を阻害しているのであれば、まずそこは一旦離れるべきではないでしょうか。

「ものづくり」は日本人の得意とするところです。資源を持たぬ日本が世界にその存在価値の高さを保つには技術の先進性が不可欠であるのは、多くの方が認めることでしょう。

現実にアトムのようなロボットを誕生させることは究極のゴールとして位置づけ、高齢化社会や災害への活用を期待されているロボットの一日も早い量産化を望みます。

いずれにしても、ロボットアニメがあるからこそ、夢を持つこともできるし、現実世界でのロボットの活用や研究が進んでいることの一助になっていると言ってよいと思います。

さて、アニメと現実が一致するのは何時になるのでしょうか。

公式サイトではアニソンランキングも公開中(≧∀≦*)

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