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コード・ブルー3 第2話・放置ではなく獅子の谷落とし。忍耐をもって人を育てる藍沢。

TV☆Writer

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3rdシーズンを迎えた人気作。過去シリーズとの大きな違いは、主要キャストたちが人を育てる立場になったこと。今回は藍沢と彼が指導する横峯との関わりあいを中心に描いています。

藍沢の厳しく、時に突き放すような指導に横峯は緊張したり戸惑ったりします。藍沢のきつく現実的なものの言いように、近くにいる新人までもが自分が言われていると錯覚する始末。

何とか一日でも早く一人前になろうと模型を使って自主練する横峯。そんな彼女を藍沢はつかまえて実際の入院患者で練習するよう命じます。その患者は意識がなく何をされても痛がらない“いい練習台”とまで言ってしまいます。

さすがにこの言葉に承服しかねた横峯は藍沢を非難し泣き出してしまいました。横峯をフォローする白石は、何かと指導態度に関して藍沢と対立します。

あそこまでは行かなくとも、なんでも最初から親切に教えることには個人的に同意できず、ある程度やってみて慣れよの方が身につくはずだと思います。

ですが、最近ではちょっとキツいと思うとすぐ辞めてしまう人も多くなっているとか。仕事が合わないやら、職場に馴染めないやらは、外から思っていたイメージとは違って実際に体験してでないとわからないから、ある程度そんなことはあってもおかしくはないでしょう。

体育会系のノリの職場というのも一昔前はよかったのかも知れませんが、今では“暑苦しい”とこれを嫌がる傾向が強いようですし、ともすれば“ブラック”にもなりそうです。猪突猛進、わき目もふらず突っ走ることで業績を伸ばせたその流れを脈々と受け継いでいる所は、今の時代と言いますか、今の若い世代から大きな共感を得るのは難しいです。

精神論だけではついてこない人が多くなっています。「根性ない奴が多くなった」で片付けるか「我に反省すべきことあり」と立ち止まって見つめなおすか、どちらを選択すべきか、人材を確保・育成する立場の人はよくお考えになられた方が良いでしょう。

私も、人を教育することを任せられたことがあります。ただ、先述のとおりに100%手取り足取りではダメだと思っているので、教えるがすぐに黙ってやらせてみる、教えるがすぐに問題を提示して考えさせるを大事にしました。

藍沢たちのような生命に関わる仕事ではありませんでしたが、ギリギリ取り返しのつかない手前まで待ちました。後に藍沢が横峯に現場を任せる場面が出てくるのですが、それとなく患者の様子を瞬時に見極めたうえで、横峯の力量を加味してどこまで自分は待てるかを藍沢は決めてそこまで辛抱強く待っていたと思われます。横峯の答えを待ち続ける藍沢の人差し指が「まだか、まだか」と動く、動く。

こういうの、しんどいです、正直言って。自分がちゃっちゃとやってしまえばすぐ済むのですから。それに最悪の結果に自分が責任取るって言ってもクソ(失礼!)の役にもならないことがありますし。本当に人を育てるのは忍耐が必要です。

あと、そんな仕事を任されると、実子がいなくても親の気持ちが少しわかるような気がしました。24時間営業でいろんな人が来店する所で働いているのですが、酒の入ったおっちゃんも中にはいます。スタッフに対して仕事の憂さ晴らしなのですかね、ちょっかい出すんですよ。特に“若い娘”はどうしてもそれに当たり(当てられ)がち。

よほどのことが無い限りはこちらが助け舟を出すことはしませんし、幸いにも任期中に大事はありませんでした。まあ幸いですよ、ホント。だから、もう自分としては帰宅してよい時間なのに、心配で残れる時間まで残ることが多かったです。なんか親御さんから大切な娘さんを預かっている、彼女らに何かあったら申し訳がたたない、そんな気がして娘もいない若い頃から娘を持つ父の気持ちがちょっとだけわかりました。

こんな私に彼女らは「まだいるんですか もう早く帰ってくださいよ」と言ってはくれますが、「キミが心配なんだよ」と言いたくても言わない私でした。これ、「親の心 子知らず」?

なので、ちょっと話を変えてしまいますが、妊娠中の娘・望海をついつい怒鳴りつけてしまう父・勉も、単純にガミガミ言うんじゃないと私は叩く気になれません。

落ち着いて娘と対話することが一番とわかっていても、そうだよねと思ってしまう自分がいます。

さて、ドクターヘリの出動要請に藍沢と横峯らの出番がまわってきました。藍沢は状況を聞いた上で、方針を横峯に決めさせることを宣言します。現場に到着して患者を診る横峯でしたが、やはりどうしていいのかわからなくなります。それでも、藍沢は傍らに立つだけでいました。

傷ついた母娘3人の症状は軽くありません。救う立場であるはずの自分がパニック状態になりそうな横峯。彼女の腕を女の子が強く握り締めています。おそらくは助けてほしいとの意志を横峯は感じ取ったでしょう。そして、藍沢の端的なアドバイスもあり横峯は搬送方針を立てます。それを藍沢がより良いものに修正してドクターヘリと救急車による並行搬送が開始となりました。

この空陸で展開する搬送シーンは何度観てもいいですね。ヘリで3名の患者を一度に運べないのでまず1名をヘリで空輸、降ろしたらすぐ飛び立ち途中で救急車とランデブーして別の患者を乗せて空輸するのです。

空輸中に横峯が診ていた患者の容態が急変した際も、藍沢と白石が通信で彼女にアドバイスし応急処置が成功します。

何とか親娘3人とも無事に処置し終えたICUで、藍沢は横峯をつかまえます。がんばった横峯に具体的にダメ出ししていく藍沢。

しかし、最後は別の具体的な点をあげてから「よくやった」と言います。叱られているばかりだと落胆していた横峯は、ちょっと遅れて自分が褒められていることに気づきました。それもあの藍沢に。その喜びを他のスタッフにふれて回るほどでした。

白石が、かつて今の横峯のような喜びを感じたことを藍沢に回顧していました。藍沢の言葉は横峯にとって忘れられない瞬間となり、今後の支えになることは間違いないでしょう。

いい感じで、きてますね。キャストに多くの人気俳優を起用していますし、医療モノははずれにくいという声もありますし。

救急救命を扱うドラマは数多くありましたが、これはヘリの空輸があることはもちろん、医者が現場に行くシーンや搬送中に治療するシーンが多くあるのも特色です。離れている場所の仲間を助け合う彼らの絆の強さが新しいスタッフを迎えてなお一層固いものになることを観ていきたいです。

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