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下北沢ダイハード 第1話・「裸で誘拐された男」スーツケースの中身は、ドMで全裸の国会議員サマ!?

TV☆Writer

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ある晩、とあるスナックでのこと。常連客・ジョン幕練(古田新太)がママに語ります。

「下北沢が演劇の町って呼ばれてるのは、町全体が劇場だからなんだよ。下北にはね、至る所に小さなステージがあって、行き交う人間たちはね、みんなその登場人物なんだ。」「そこでみんな、泣いたり笑ったり、走ったりつまずいたり、必死に生きてる。劇的な町だから、演劇の町。」

「でも演劇なんかより、よっぽど劇的なことが起こるよ、この町では。」
「先週もね、駅前でスーツケースの取り違えがあって、そのスーツケースの中にとんでもないモノが入ってたんだよ。」

「とんでもないものって何?」と、興味津々で身を乗り出すママを演じるのは、小池栄子さん。お着物が似合っていて、とても素敵なママっぷりです。

そしてジョン幕練が語り出した話とは…。

下北沢の駅前に、スーツケースを持って現れたサングラスの美女。実はSMクラブの女王様、麗奈サマ(柳ゆり菜)。

妖艶な笑みを浮かべながら「下北沢の駅前、どうです?興奮してます?」とLINE を打ちます。

スーツケースの中でLINE を受け取ったのは、全裸の男。「はい、興奮します」と従順な返信を返します。正真正銘ドMです。実はこのドMオジサン、なんと選挙を間近に控えた国会議員・渡部修(神保悟志)。

1時間前にいつものSMクラブで麗奈サマ主導の至福タイムを楽しんでいたのですが、「ねえ、もっと楽しいことしよっか?」「散歩の時間よ?」と裸でスーツケースに入ることを命じられて、駅前まで連れてこられました。

スーツケースの中とはいえ、アフターで屋外で全裸、なかなかのハードプレイです(笑)。

案の定、「全裸で外に…、ハァ、ハァ」と息を荒くする渡部。表情がめっちゃヤバいです(笑)!!面白いけど、ここだけ見たらちょっとホラーっぽいぐらいの表情がまた面白さに拍車をかけます!スーツケースが狭いから、ちょこんと三角座りなのもコミカルです。

渡部を演じる神保悟志さんは、人気ドラマ「相棒」「牡丹と薔薇」「温泉へ行こう」などに出演されている実力派。シリアスもコメディーもお手のものですが、今回のドラマではその魅力がたっぷり、これでもかとばかりに発揮されています!

その時、ふいに電話が鳴り、麗奈サマはスーツケースを置いて少し離れた所で背を向けて話し始めます。

すると偶然、駅から現れた青年が、ちょっとチャラい雰囲気のオジサンに「間に合いますか?」と話しかけながら、そっくりのスーツケースを置いていきます。チャラいオジサンは「ありがと」と青年を見送り…、はたと気がつきます。そっくりのスーツケースが2つ!?

しかし、急いでいたオジサンは多分こっちだろう、と適当に予想して片方のスーツケースをガラガラと運び去ってしまいます。あ~!視聴者の予想通り、そっちはドMで全裸の議員サマですぅ~(笑)!

ガラガラと動き出したスーツケースの中で、「ちょっと急ぎすぎじゃないかな?あの、麗奈サマ…?」と思った渡部は、恐る恐るチャックを開いて外を見上げます。すると、そこにはチャラい見た目でサングラスのオジサン。
「!?誰!?誰!?怖い怖い、怖いぃぃぃ~っ!」とおののく渡部。

その頃、電話を終えた麗奈サマは呑気に「さあ、下北全裸の旅、出発よ~」と違うスーツケースをひいて行ってしまいました。。

そしてどこかに連れてこられたうえ、「ギリギリ間に合ったか、二度と忘れんなよ」「スミマセン」という会話が聞こえて、別の人に渡されてしまった、スーツケースの渡部。なんとか状況を把握しようと、外の会話に耳を傾けます。

とはいえ、「どういう状況だ…?とてもイヤな予感が…。ただ、…Mの血が騒ぐ」「外で何が…?ただ、そんな場所に自分は、全裸でいる!この状況、たまらん……!!!!!」とだいぶ余裕もあるようで、ニンマリと恍惚の表情。コワキモオモロイ(笑)!一瞬の表情に要素詰め込み過ぎです~!

聞こえてきたのは夫婦の会話。場所は廃れたミュージックスタジオのような所。
「あなた…、私怖いです。誰がこんな事を?」と怯える妻・尾本千夏(桜井ユキ)と、「必ずトモヒロは戻ってくる。用意するものは用意したんだ」と答える夫・尾本清(村杉蝉之介)。

そこに現れたのは、「ちゃんと用意してきましたか?」というマスクで顔を隠した怪しい男(吉沢亮)。 

「このスーツケースの中に、1億円入れてきた。」とスーツケースを差し出す夫に、「今からこのスーツケースの中身を確認する。確認ができたあと、ガキの受け渡し場所を伝える」と答えるマスクの男。

「ガキ?受け渡し?まさか身代金じゃ…。スーツケースの中に1億円を用意していた、しかしどこかで俺が入っているスーツケースと取り間違えて…、さすがに誘拐となると、ドMだとしても興奮できん!!」と状況を把握して怯える渡部。

慌てて警察に電話するも、名前を名乗れず、誘拐された子供のフルネームもわからず、今自分がいる場所もわからず、「イタズラ電話は犯罪です(怒)!」と電話を切られてしまいます。

さらに麗奈サマから来た「どうなの?スーツケースに入って町中歩き回るの興奮する?」というLINEに「助けてくれ」「違う。マジで助けてくれ!」「大変なことになった!!」と返信するも、「興奮してんじゃねーぞ」「楽しんでますな!」「今日からアンタは私の犬よ!」と女王様イラストのスタンプが返ってくるだけ。必死のSOSなのに、完全にプレイの一環扱いです(笑)。

そしてついに誘拐犯が1億円を確認する為、スーツケースに手をかけ、渡部は大ピンチ!

しかし、窓を見た犯人は突然血相を変えて窓際に駆けつけ、「どういう事だ?オイ、外にいる男は誰だ、オレと目が合った瞬間隠れやがった!お前まさか、警察にチクったのか!?お前、息子の命がどうなってもいいのか!?」と激昂します。

「警察が外にいるのか?よぉし、これで助かる~。」「頼む~、早くきてくれ警察。ん?待てよ、今警察来たらオレはどうなる?何でスーツケースの中にと聞かれる、ドMとバレる、好感度減って選挙に落ちる?わあ~!」と混乱する渡部。

しかし、また麗奈サマから来た「いつ逃げ出したの!?とんでもないお仕置きが待っていると思いなさい!」というお叱りLINE を見るとデレ~ン。そんなことやってる場合じゃないでしょ、なかなかのドM根性、肝座ってますな(笑)。

「マズイ。警察が来たらオレは変態だとバレ、政治生命が終わる!どうすれば~。いや待て、私が全裸なのは、誘拐犯に服をはぎとられたことにすればいいじゃないか。で、スーツケースに閉じ込められた。警察は私と誘拐犯、どっちの言うことを信じる?私だァ!こっちは国会議員だぞ。そして世間から同情を買う。選挙前に顔が広まる。チャンスだ!ピンチがチャンスだ!」と攻略法を思い付いた渡部は、またもニヤニヤしながらガッツポーズ!

笑顔がヤバい!!コワキモオモロイが止まりません(笑)

夫の清が意を決して、誘拐犯が窓の外を見ている背中に果敢に飛びかかりますが、揉み合いになった挙げ句ナイフで足を傷つけられてしまいます。その時の勢いで、誘拐犯のマスクがはがれます。あら、イケメン。

「オイ警察、よく聞け、ここに上がってきたらコイツとコイツの息子の命はどうなっても知らねえぞ!!」と叫ぶ誘拐犯。

その犯人の声に「??この声、…すごく聞き覚えのある声」と反応した渡部は、こっそりスーツケースのジッパーを開いて外を伺います。

「計画ではうまく行くはずだったのに…」と動揺する、その誘拐犯の顔は…、渡部の息子・健人!!がーん!と驚く、渡部の表情がまたヤバいです(笑)

そして渡部の脳裏によみがえる一週間前の自宅での出来事。「来週の水曜なんだけど、家には…」と聞く渡部の妻・景子(高橋ひとみ)には「スマン」と無愛想な反応の渡部。

ソファーでゴロ寝をしていた息子の健人に対しては、「まだ就職先決めてないのか?言っただろう、3ヵ月後には選挙があるんだよ、イメージが悪いんだよ!26歳にもなる息子がフリーターなんて!売れてない役者なんてフリーターと一緒だ。役者なんてやめて、世間的にイメージのいい仕事に就け!こんなヤツの芝居なんて見たくもない。金だけ親を頼りにして!」と厳格な物言いで叱りつけるオヤジ・渡部(でもドM)。

「イメージイメージうるせぇな、金ぐらい自分でどうにかしてやるよ」と反発する健人。自分で金をどうにかする方法が、よりにもよって誘拐だったのでしょうか…?

慌てた渡部ですが、「これが世間にバレたら、完全に政治家として終わりだ、どーする!?どーするオレ!!景子だ、景子なら健人を説得できる!」と、スマホで「健人が下北沢で誘拐をして立てこもっている。至急来い!」とメールを送ります。

しかしその頃、景子夫人は荷造りをして、「今日は結婚記念日です。あなたは私にもう興味が無いでしょうね。私は家を出ていくことを決めました。サヨウナラ」と置き手紙を残して出ていく所でした。スマホは見ずに。。

その時、外の様子に変化が訪れます。誘拐なんて成功するはずが無い、いや絶対に成功させると言い争う夫の清と、誘拐犯の健人。しかしずっと怯えて黙っていた妻の千夏が、突然「もうやめよう。やっぱりムリだよ…警察に囲まれてるんじゃ逃げることもできない。」とペラペラ、自分もグルで狂言誘拐をでっちあげたと暴露します。

「あなたにとって1億はたいしたことない、だから誘拐されても警察に連絡せず、すぐ1億渡すと思ったの。でも、読みが甘かった。。彼と一緒になりたくて私。。」と浅はかさを露呈する千夏。

「千夏さんを愛しています。1億持って、千夏さんとトモヒロ君と3人で海外に逃げるつもりで…。」と健人もメロドラマモードで語り始めます。そんなバカな。。

「健人が女の為に犯罪を…!?誘拐・傷害・不倫!息子が犯罪のハットトリックって…!!もうこれで完全に政治家から足を洗うしか無い。。これでただのフリーターヘンタイオジサンだぁ~!人生オワッタ…」とガックリうなだれて絶望する渡部。

「なぜだ千夏!何が不満なんだ?金ならいくらでもある!」と怒る清。しかし、「千夏さんはいつも寂しがってた!家族に興味を持ってくれないって。そんなに仕事が大切かよ。仕事や金も、家族を幸せにできるひとつの武器だと思う。でもそれを扱う人間が腐っていたら、何の意味もない。」と反論する健人。

「知ったような口を聞きやがって…!」とブチキレた清と再び揉み合いになり、健人は清の上に馬乗りになり、喉元にナイフをつきつけます。「千夏の為なら人ぐらい殺せる…!千夏と幸せになるんだ…!」とナイフを振り上げる健人。

万事休すか…!?という、その時。「やめなさぁ~~い!」という叫び声がしたかと思うと、「落ちつくんだっ!」という声とともに、スーツケースのジッパーから指が飛び出して、チキ、チキチキ…。怖い(笑)。ここだけ見たらホラーな瞬間が多すぎです、このドラマ。

そして「よう健人!」と、ついに父(全裸)が登場!よう、じゃないよ何の用だよ(笑)!「どうした健人?驚いているのか?」と笑う渡部。自分の舞台にとつぜん現れた全裸のオヤジ…そりゃ驚くわい(笑)!

「無理もない。。実はおまえが誘拐を企んでいたことはわかっていた。親だから、な。こっそりスーツケース忍び込んで、お前の犯罪を止めようとしていた。なぜ全裸かって?それはな、スーツケースの中はお前が思っている以上に暑い。ただそれだけだ。」と、ペラペラ今考えた言い訳で取り繕う渡部。そういうのも国会議員だからお手のもの、なんでしょうか。

「子供を誘拐された親の気持ちがわかるか?私には息子がいる、そう、お前のことだ。もしお前が誘拐されたと考えたら、私は。。私は、生きる希望を失うかもしれない。うん、多分これから先どうやって生きていったらいいかわからなくなるだろう。」

「健人から見れば、私は自分のことしか興味が無い父親に見えるかもしれない。けどな、やはり家族は大切だ。かけがえのないものだ。私がこんな事言っても全部ウソに聞こえるよな。」

自嘲気味に笑ったり、申し訳なさそうな顔をしながら健人に畳みかけるように語る渡部。健人は「いや、あの…」と圧倒されている様子です。

「彼女の事、好きなのか?好きな人の為に命を賭けて行動することは素晴らしい。けどな、愛した人の為とはいえ犯罪を犯すことは違う!!人を殺したヤツは誰も幸せにすることなんてできない、できないんだぞ!!」と、カッコよく決まった渡部さん。

しかしその背後には…、たくさんの人がいます。ん?これは…舞台!たくさんの人は観客!役者をやっているという健人さんの舞台だったんですね!

視聴者にはネタバレされましたが、まだ気づいていない渡部はさらに勢いにのり、「私にこんな事言われたくないか?でも、健人に気づかされたよ。私がもっと家族の事を考えていたら、健人はこんな行動をしなかったかもしれない。。私は、親として失格だ。すまん!」と頭を下げ、「健人、この罪は私がかぶる。全部、私がかぶる。お前の彼女への愛のアツさ、本物だな!ハハハ、芝居じゃできない。」と笑い飛ばします。

芝居ですよ~お父さ~ん(笑)!しかも、役者・健人の実力がなにげに認められました。どうしていいのかわからず固まっていた健人ですが、渡部の言葉に思わず「親父…」と心を揺さぶられます。

「あ!すぐに救急車呼んで彼の傷を…」とはたと気づいた渡部は、その時ようやく周囲を見渡す余裕ができて、ふと後ろを振り返ります。

たくさんの、人の視線。しかもそれを独り占めしてしまっているのは自分の存在。全裸。ヘ・ン・タ・イ。

「あああああああ~!」と、絶叫しながら手だけ上に伸ばしてスーツケースに消えていく渡部。

裏方スタッフも打ち合わせや脚本にない展開に全員ボ~ゼン、しかしよくわからないままに曲を流して照明を暗転させたので、ここで舞台は終了。絶妙のタイミングです!もちろん観客もナゾの展開にボ~ゼンでした。

場所は変わって舞台の楽屋。ションボリしながら謝る渡部。予備を借りたのか、警備スタッフの制服を着ています。

「すまん!まさか、舞台上とは思わなくて…あの、裸でスーツケースに入っていたのは、何ていうか、気晴らしっていうか…、」

しかし健人は、「いいよ説明は。あのさ、嬉しかったよ。政治活動の為とかじゃなくて、本気でオレのこと叱ってくれて。罪を、かぶるって、言ってくれて。」と、細かい部分は気にしていないようで、照れながらもどこか吹っ切れたかのような表情です。

渡部はそんな健人の様子に安堵し、健人のホンネを知った今、何か大事なことが心に芽生え始めます。

そんな中、楽屋にやって来たのは健人の舞台を見に訪れたた景子夫人。
「あれ?あなた?どうしたの?何でそんな格好してるの?」「そういえば、あなたがさっき送ってくれたメール、あれって、健人のこの舞台のことよね?」と言う景子夫人に、渡部は「あ…」と一瞬言葉に詰まってしまいます。

すると健人がすかさず立ち上がり、「サプライズだよ。なあ親父。親父がお袋を驚かせたくて、ここに呼び出したの。しかも警察官のカッコして」と言って、渡部の隣の席に座ります。

「なんでそんな事を?」と尋ねる景子夫人に、「だからサプライズ。結婚記念日の。だよな?」と言いながら渡部の同意を求める健人。ナイスフォロ~、健人!

「ああ…」と渡部が慌てて頷くと、怪訝な表情だった景子夫人は「覚えててくれたの!?ウフフ。でも今日、仕事は?」とメロメロな笑顔になります。

勢いづいた渡部は「仕事は家族を幸せにするための武器でしかないからな。それを扱う人間が腐っていたらなんの意味もない。だから仕事をすっぽかしてサプライズを。」と語りかけます。

「やだ、私誤解してた。もう私に興味無いのかと思ってたゴメンなさい、サプライズありがとう」とほほえむ景子夫人。

その心からの笑顔と寂しい思いをさせていたことに気づいて、胸を打たれた渡部は、真剣な眼差しで景子夫人を見つめます。先ほど健人と話した時に芽生えた気持ちが確信に変わります。

「もっと早くお前の芝居を見に来れば良かった。」と、健人にも心から本当の気持ちを伝えることができました。

健人と景子夫人が和気あいあいとコーヒーを入れ始めると、渡部のスマホに麗奈サマからのLINEが 届きます。しかし、それを見ずにスマホを閉じた渡部は、「全ては家族あってこそ…だな。」としみじみ感じるのでした。

最後はコーヒーを飲みながら、久々に取り戻した家族団らんの時を楽しむ渡部家。雨降って地固まる、ウソから出た真、ただの変態オジサンのお話からステキな家族の物語へ…、まさに舞台のような、劇的で、刺激的なストーリーでした。

そして、場面はふたたび最初のスナックへ。「な。劇的な話だろ?」と笑うジョン幕練に、「そうねえ、まさかスーツケースに裸の男の人が入ってるなんて思わないもの。」と答えるママ。

気を良くしたジョン幕練が、「いやぁ、人の不幸話ってのはいい酒の肴だよね~。もっと劇的なこの街の話あるんだけど、聞きたい?」と聞くと、やはり「もちろん」と身を乗り出すママ。「ママも好きだねえ~」と笑うジョン幕練なのでした。

次回以降も、このスナックで常連客のジョン幕練がママに語って聞かせるストーリーが、ドラマのメイン部分になるようです。しかも脚本家とゲスト俳優が毎回変わる、1話完結のオムニバス形式。

1話目がこんなに面白すぎると、以降の話が霞んでしまうんじゃないかと心配になる程ですが、毎回違う雰囲気の「下北沢ダイハード」劇場を楽しみに見て行きたいと思います!

豪華脚本家・俳優陣で見逃し厳禁ドラマに確定っ(*´∨`*)

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