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じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~ 7/28日放送回・ロス疑惑も!スクープ連発の元フライデーカメラマンの話が興味深い

TV☆Writer

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今回は業界のレジェンド大集結スペシャルということで、各界の元スペシャリストの秘話が聞けるという面白い回でした。特に個人的に気になったのは、元「フライデー」専属カメラマンだったという小原さんです。

カメラが趣味だという人は結構多いですが、プロのカメラマンだという人はなかなか少ないのではないかと思います。私の近くには残念ながらプロカメラマンはいないです。カメラの専門学校に通っていたという知り合いはいますが、志半ばで挫折したようで今では会社内勤として頑張っています。

どんな世界でも一流になるのは生半可なことではないと思いますが、カメラマンのように「己の腕一つで生きていく」という世界は特に厳しいのだろうなと思います。

小原さんがフライデー専属カメラマンになった経緯は、元々専属カメラマンをしていた方がプロダクションを作りアシスタント募集をしていたからだといいます。そういえば出版社のライター募集もよくこのような方法で募集をかけていますよね。

元々はただの派遣カメラマンだったという小原さんですが、ベテランカメラマンと向かった現場で自分だけがスクープを連発してしまったとのこと。これはもう「もっている」としか言いようがありませんね!

それが評価され、写真プロダクションから独立してフライデーの専属カメラマンになったそうです。

小原さんの撮ったスクープ写真は様々あるそうですが、その中の一つが「ロス疑惑」の一大スクープ。ロス疑惑とは、1981年にアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスで起こった殺人事件です。この事件では日本人夫婦の妻が死亡しました。夫は悲劇の被害者とされたものの、あるマスコミによって「夫が保険金殺人をしたのではないか」と嫌疑をかけられマスコミ報道が過熱しました。

ちなみにこの嫌疑を最初にかけたのは週刊文春のようです。今も昔も文春砲の威力はすごいですね。

この事件はその後も紆余曲折あり、最終的に真相が明らかにならないまま夫の自殺で終焉を迎えました。

小原さんが激写したのは、夫が日本の警察に逮捕された直後の表情です。これを正面からバッチリ撮れたのは小原さんただ一人だったそう。これは間違いなく一大スクープですよね。

それでは小原さんはどうやってこのベストショットを撮ることに成功したのでしょうか?

この現場には多くのカメラマンが集まっており、小原さん以外のカメラマンは車の前に回って夫の表情を狙っていたといいます。そこで小原さんは車の後方に回りこみ、夫が警察に連行される一瞬を狙ったそう。

これは刑事さんが小原さんの陣取った方向に男性を引っ張っていけばベストショットになるという計算の元でとった行動ですが、もし別の方向だったら大失敗という大きな賭けです。それが見事当たったわけですから小原さんはやはり「もっている」のでしょうね!

このロス疑惑の一連の報道は、フライデーの方針を変えるきっかけになったそうです。小原さんいわく、ロス疑惑の渦中は毎週ネタに事欠かなかったものの、それが収束してしまったら一気にネタがなくなってしまったそう。しかしそれでも週刊誌は出さねばならず、結果芸能ネタ中心となっていったということです。

フライデーといえば今では芸能スクープのイメージが強いですよね。「フライデーされる」という言葉が存在するくらいですし、私もそういう印象を持っていましたが、裏にはこのような経緯があったのですね。

報道のエースだった小原さんも芸能ネタを追うようになったということですが、ここで華原さんから「芸能人はどこに注意したらいいのか?」という質問が出ました。いつどこでなにを撮られるか分からない芸能人側としては、これは知っておきたい情報ですよね!

小原さんによれば、カメラをそのまま構えているのはド素人とのこと。近くにいるのはカメラマンではなくバイクやゴミ箱といった「物」で、その中に遠隔操作できるカメラが仕込まれているのだそうです。これはまるで室内の盗撮カメラみたいですね!それにしても遠隔操作できるなんて怖すぎです…。

数々のスクープを飛ばしたフライデーのカメラマンは当時もてはやされたそうですが、ビートたけしさんとたけし軍団による「フライデー襲撃事件」によってその評価は激変、日本一酷い人達という見方に変わったといいます。

それまでのフライデーは日本一売れている雑誌だったそうですから、これはかなり大きな事件だったということですよね。

それにしても当時は女子大生が電車でフライデーを見ていた時代だと聞いてかなり驚きました。現代の女子大生が週刊誌を読む姿はあまり想像できませんよね。

芸能スクープが過熱する背景にはやはり読者側の人気もあるようです。それだけ芸能ネタは安定した人気があるということですね。しかしこういったスクープは、撮られた側だけでなく撮る側も傷を負ってしまうそうで、それらに疲れた小原さんは現在動物写真家に転向し活躍しているそうです。動物写真というと一気に和んでしまいますね。

小原さんの話を聞いていたら、少し前に公開された福山雅治さん主演の映画「SCOOP!」を思い出しました。この映画の主人公は元やり手報道カメラマンで、現在はお金のために芸能ネタを追っている、いわゆる「落ちぶれた」中年カメラマンです。そんな彼が最後に、新人アシスタント女性に自分の魂を伝えると共に報道魂を見せるのです。

カメラマンにとって真実を追求するジャーナリズムは正義であり信念なのだろうと思う一方、それが本当に世の中にとって幸せかどうかは別物かもしれないとも思います。しかしそういうジレンマがあるからこそドラマチックなのでしょうね。小原さんのお話はまるで完成されたドラマのようでとても面白かったです。これもプロフェッショナルならではなのだと思うと唸りますね!

SCOOP!を思い出した人も多いはず!ネタバレ注意の感想まとめ♪

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