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クローズアップ現代+ 9/21日放送回・眠気覚ましのつもりが死に至る!?カフェイン中毒の実態!

TV☆Writer

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カフェイン中毒で救急搬送される若者が増えているそうです。

カフェインという言葉ですぐ思い浮かべるのはコーヒーやお茶ですが、それらを大量に摂取して中毒になった話は聞いた記憶がありません。筆者もこれらを日常的に飲みますが、コーヒーならば多くても1日に3杯というところ。

酒の一気飲みで急性アル中になるのならば、カフェイン一気飲みで中毒になる?そんなことがあるのでしょうか。

お茶類以外でもカフェインを含むものとしてエナジードリンクや栄養ドリンクがあります。それに錠剤も。錠剤は何かの薬品にカフェインが含有されているというものではなくカフェインそのものの錠剤です。

カフェイン中毒で死亡したケースもあるとのこと。これは気をつけなくてはなりません。

どうしてカフェイン中毒になったのか?その経験のある若者を番組が取材しました。

28歳の女性。彼女は4年前にカフェイン中毒になったそうです。

派遣の仕事を掛け持ちしていてその多忙さから来る疲れや眠気を何とかしようとしたのでしょう。ある日、エナジードリンク3本と栄養ドリンク1本を飲みました。しかし、悪寒や手の痺れが発症、立っているのも辛くなり病院へ行きます。そこで出された診断がカフェイン中毒。本人は飲む量の制限が明記されていないので、3~4本程度は問題ないだろうと思っていました。でも、それで大丈夫ではなかったということです。

その後はまとめ飲みはしなくなったものの、完全にやめることはできないのだと。飲めばその効果が感じられるので、飲まないと不安になると言います。今も仕事を掛け持ちしている身にはカフェインが活力になっているわけです。

彼女は、この取材日だけが偶然そうだったのか明確ではありませんが、昼間から深夜まで仕事に時間を費やしていました。疲れが残ると翌朝また飲んでしまうとも言います。

カフェインは集中力を高めるといった利点がありますが、依存性があって短時間に多く摂取すると健康に害を及ぼす欠点も存在しています。

カフェイン入りの錠剤でカフェイン中毒となった20歳の女子大生。

服用していたその錠剤は1粒でエナジードリンク2本分相当のカフェインが。某有名企業のキャラメルの「1粒300メートル」とはまったく違います。

もともとは大学受験の勉強中に眠気覚まし目的でエナジードリンクを飲むようになったのがきっかけ。ところが、吹っ飛ばせていた眠気への効き目が段々と感じられなくなります。彼女はカフェインの錠剤に手をのばしました。

通販で海外製品を安く購入したのですが、それには日本語の説明がありません。英語で「3~4時間あけて1日3錠まで」と記載されていたものの、それを気づけず服用量を自己判断で増やしていきます。4時間で6錠を飲んだ時、カフェイン中毒に陥り救急搬送されました。彼女はカフェイン入り錠剤を薬品ではなくサプリメントのようなものと認識していた・・・、そう言っていました。

いやいや、サプリメントでさえも過剰摂取はダメなんですけどね。

ある学会での発表によれば、カフェイン中毒で救急搬送された9割以上が錠剤の摂取だそうです。錠剤には致死量がある!怖ろしいです。

致死量があるということからでしょうか。眠気覚ましなど以外での錠剤使用例があります。それは、自殺!

28歳の女性は自傷行為でカフェインを大量摂取しました。プライベートで悲しいことがあり自殺願望を持ったのですが首吊りや飛び降りを行う勇気は無かった。

その彼女がネットで目にしたのがカフェインによる自殺。彼女はこれならば楽に死ねるのではと思ったそう。そこで“試し”に8錠を服用したところ、視界の異常と手足の痺れが出て苦しんだのです。

番組の取材に応じていたわけですから、当然のこと彼女は生きています。カフェインの怖ろしさを知ったというわけですね。

さて、カフェインはどれだけ摂取すると危険なのでしょうか。

体質により差がありますが、成人では短時間に1,000mg以上とする報告があります。これはカフェインを多く含むエナジードリンクで7本以上、錠剤ならば5~10錠が相当するとのこと。

体質によってはと先ほど前置きがありましたが、人によっては200mgで危険になる。上の説明よりも5分の1の量で危なくなる人もいるのです。

ちなみに、多くの人が愛飲するお茶やコーヒーはどうなのか。これらはそれに含まれる他の成分でカフェインの効果が抑えられているそうです。

スタジオに登場していた医療関係者は、エナジードリンクが味の面で若者がとっつきやすいことも影響しているのではと仰っていました。筆者もエナジードリンクを飲んだことがありますが、たしかにコーヒーやお茶にある苦味はなくむしろ甘い飲み物だと認識しています。大学受験にのぞむ歳よりももっと下の年齢の人でも、美味しく飲めるドリンクに仕上がっているかも知れません。

さらにそういったドリンクでは慣れがすぐ来る場合もあって、そんな人はより強い効き目を期待して錠剤を服用する傾向があるとも言っておられました。

何となくですが、わかる気がします。筆者は頭痛持ちで、病院に行ってしっかり治してもらいなよと言われそうですが、鎮痛剤におそらくは多大にお世話になっている者だと思っています。20歳くらいからもう長く頭痛とつきあっていますが、一時、鎮痛剤が効かないと感じたことがありました。それで、別の薬に変えると治りがよくなったという経験を持っています。何となくカフェインの話がわかる気がしました。

それと、今の世の中の悪い面がカフェイン中毒の増加に影響していると感じました。

受験で長時間勉強しなくてはいけない、朝から夜までずっと働かなければならない、そういった今の世の負の面が、疲れや眠気を誘発し、それから逃れるわけにはいかないのでカフェインに頼る・・・、そんな若者が増えているのだと思います。

エナジードリンクは薬物ではないので危険性説明が不要なのかも知れませんが、それの導入が必要ではないかと議論する業者の様子も紹介されていました。

また、学会でカフェイン中毒被害実態の報告がなされると、厚生労働省もHP上でカフェイン過剰摂取に関する注意喚起を掲載したそうです。

わたしたち一人一人が気をつけなければならないのは当たり前ですが、「働き方改革」とかでエナジードリンクや錠剤に頼る必要の無い世の中になってほしいです。

含まれるカフェイン量の目安もチェックできます♪

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