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ヨーコさんの”言葉” 12/15日放送回・ネコもイヌも鳥もヨーコさんも、全然気の毒には思えない

原口良子

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NHK・Eテレで金曜日の夜遅めに、ひっそりと放送される5分番組『ヨーコさんの“言葉”』。

この番組の直前に放送される『人間ってナンだ?超AI入門』を毎週見て、チャンネルを替えるの面倒な時にそのまま見てしまう番組だ。

ヨーコさんのちょっとひねくれた、斜めから見た世間の日常は、
「えっ、そんなモノゴトの見方もあるのか!」
ということに気付かせてくれることが(たまに)ある、時々感心する番組だ。

世間を斜め見する人はたくさんいるし、テレビでもよく目にするが、ヨーコさんが女性ならではの視点で切り込んでくるので、ちょっと変わってる番組。

今回は、「ネコ」のことをヨーコさんは喋っている。

今回のタイトルは「鳥が空をとんでいても気の毒には思わない」だから、鳥の話かと思うじゃないか。
なのに「ネコ」が主人公だ。
そういうところが、この番組らしいなぁ・・・。





見た目がさえない、おばさん風のヨーコさん(失礼)。
ネコの毛をなでていると、平和な気持ちになるそうだ。

おそらく、作者の絵本作家・佐野洋子さんが”ヨーコさん”なんだろう。

絵を書いているのは北村裕花さんという方で、おそらく佐野洋子さんとはお知り合いで、佐野洋子さんに似せて描いているのだろう。
佐野さんは絵本作家らしいから自分で描けばいいのに、と素人目に毎回思ってしまう。

Google画像検索してみたら、やっぱりこの絵と佐野さんは瓜二つだ。
短髪の髪型も、ほくろの位置もそっくりそのまま。
やっぱりヨーコさんは佐野さんなのだ。

ところが、この絵を描いている北村裕花さんを画像検索してみたら、若くて美人だった。
北村さんも佐野さんと同業者みたいだ。

美人の北村さんも数十年後には『ユーカさんの”言葉”』なんて番組で、ひねくれた、くたびれたような詩を書くようになるのだろうか・・・。





ヨーコさんは、大のネコ好きの様子。
「生き物の中で、ネコほど人間にとって丁度良いものがあるだろうか」だなんて。

「大きさが(略)大きすぎず小さすぎず、持ち上げて重くなく軽すぎない」
そこ?そういうところを褒めるのか!
じゃあネコだけでなくて、小型のイヌでもいいんじゃないか?

「その上キャンともほえない」のが、ヨーコさんがネコを気に入っているところだとか。

はい。小型のイヌ却下。
イヌをディスるヨーコさん。





どこにでもいる野良猫が雨の日に濡れているのを見て、気の毒に感じてしまうというヨーコさん。

鳥が雨の中飛んでいても、気の毒には思わない。なのにネコだけは気の毒に感じるのか・・・。
なんというネコひいき。

ネコはイヌとともに人間と長い間仲良くやってきたけれど、ネコはイヌよりも「バカなのか勝手なのか・・・」、

ネコは人間に愛されようとしないし、人間の役に立とうとかいう発想がなさそうだ、というヨーコさん。
・・・それは確かにそう思う。認めざるを得ないな。
そういうネコがまたkawaii。





ヨーコさんが出かける時、イヌの場合は・・・、

「これが今生の別れかと思うほどの悲しげな目付き」をする。

わかるー!!
自分も茶色のミニチュアダックスフンドを飼っていたことがあるが、この絵そのまま。
あの目付き、一体何なんだ。

本当に最後の別れかのような、涙目みたいな輝く目で下から見上げられると、こっちが泣きたくなるんだよね。
でも、毎回毎回同じ目をしてくるから、そのうち何にも感じなくなって・・・。

ヨーコさんが買い物から戻ると、イヌは飛び上がるように出迎えてくれる。

まるで、「南極から生き返って来た人」を迎えるように。
その献身的で涙ぐましいイヌの姿を、ヨーコさんはこんな風に表現する。

「男が出来たてのもてない女みたい」。

ブー!!吹くわ!
こんな表現、ヨーコさんならでは。
北村さんも、イヌの過剰に嬉しがる様子、人間に頼りきっているような様子を、見事に描いているな。

ネコひいきのヨーコさんも、かつてはイヌを飼っていたんだね。
今は飼っていないのかな。
このイヌの媚びるようなところがイヤになったのかな?





そんなネコひいきのヨーコさん。
家を仕事で空けていると、ネコが家で待っていることに「感激することがある」という。

人がいない家は、まるで家が「死んでいる」よう。
でも死んでいる家に帰ってきて、そこにネコがいてくれると、

「家は生き続けている」ように感じる、とヨーコさんはおっしゃる。
この感覚、わからん。





ある日、ヨーコさんは目撃する。

林の中で・・・、

「おごそかに」「泰然と」ネコが座っている姿を。

ネコの見上げる先には、満開のサクラ。
ヨーコさんはその姿に感心して、同時に「少し卑屈な気持になった」という・・・。

なぜヨーコさんが「卑屈な気持」になったのかは、この詩ではわからない。
でも、わかるような気もする。





ヨーコさん目線だと、「ネコほど静かな女はいない」そうだ。

ネコさん目線だと、「人間はむやみにでっかい生き物」に見えているのだろうか。
それとも、漱石さん説みたいに、人間は愚かで滑稽な生き物なのだろうか。

脳科学者の茂木健一郎さんは、漱石が大好きらしい。
自分を客観視する「メタ認知」を、漱石が小説で書いているからだそうだ。
ネコに仮託して人間の世界を風刺するっていう手法は、確かに面白いアイデア。
でも今更ありふれている。

イヌだって、別れの時になぜあんなに切羽詰まったような目をするのかなんて、人間が勝手に思っているだけかも知れないな。
ヨーコさんはネコが好きで、かなりネコにひいきした目線で見ているけど、トキソプラズマに操られているのかも知れないな。

ネコの独立した感じ、イヌの服従した感じ。
どっちもどっちで好きな私みたいな人もいるけど、こういうのを”両刀使い”というべきかな。





このヨーコさんの番組が終わると、Eテレで次に始まったのはまたもや5分番組。『ねこねこ55』。

この番組、凄く面白い番組。特に歌がいい。
ネコだけに、『ねこねこ55』は気まぐれに放送されるから、見たいと思ってもなかなか見れないのだ。

ネコ好きにとって、わずか10分間だけだけど、黄金の時間を用意してくれたEテレに感謝。

しかし、ここのところNHKはネコばっかりひいきしている気がする。
Youtubeでネコ動画が人気あるというのはわかるけど、イヌでもいいだろうに。

NHKにはネコをプッシュする特別な理由が何かあるのだろうか?
NHK職員みんな、トキソプラズマに操られているのだろうか。

『100万回生きたねこ』も猫が主役(●´ω`●)

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