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ニュースウオッチ9 1/15日放送回・かち上げより猫舐めの方が重要ではありませんか?

和文筆

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不祥事続きで揺れる角界。現役横綱の暴行事件、立行司のセクハラがありました。

これを書いている時点では、十両力士の無免許運転からの追突事故と、現在は辞めてしまっている力士が所属部屋内で傷害事件を起こしていたことが今頃発覚したといった話も。

相撲は日本の国技。国内のみならず海外にも多くのファンがおり、大男の肉弾戦というだけでなく、日本の伝統・文化を代表するものの一つです。

このところのトラブル連発で人気にもさぞ悪影響かと思いきや、初場所は満員御礼が出ているとか。私たち相撲大好きの日本人は、怒っているのか寛大なのかよくわかりません。

さて、この日のニュースウオッチ9は、トップで「キーワードは土俵の充実」として大相撲を取り上げました。

その中でも時間を割いていたのが、横綱・白鵬の取り口です。

大相撲の不祥事の一つ、野球賭博問題は記憶に新しいところですね。

2010年にこれが発覚すると、何人かの力士と親方が解雇や謹慎処分を受けました。翌年には八百長問題も発覚して、2011年春場所がまるまる中止に至ります。

一興行を全部取りやめる措置だったことは個人的には評価できました。

それ以前には現役横綱の一般人(横綱の知人)への暴行、力士の大麻使用、部屋内での傷害致死事件などが連発して、誰かが辞めるとかだけでは済ませられないレベルにまで大相撲が腐敗していることが広く国民の知る所になっていましたから、大相撲に携わる全員が責任を取るという一場所取り止めに、協会の覚悟を見ることができたと感じたのです。

野球賭博問題のあった2010年。

暗い話題の先行する大相撲にあって白鵬は孤軍奮闘。双葉山の69連勝に迫る63連勝を打ち立てるなど、一人横綱の重責を果たしたのです。

それから何年も経った現在、その白鵬も問題視される立場となっています。

既にご存知のとおり、立ち合いでの『張り手』や『かち上げ』に横綱審議委員会から苦言が呈されていました。

注目された初日の取り組みは、その『張り手』や『かち上げ』を見せなかったせいか、勝つには勝ちましたが相手に追い込まれた薄氷のもの。

識者は、相撲をどう取ろうか決められないうちに勝負が始まったように見えたと言います。

2日目も『張り手』や『かち上げ』を見せずに、まわしを取りに行く立ち合いでした。同じ識者は、この2日目の取り組みを会心だと評します。

街頭インタビューに登場した一般人は、横綱に『横綱相撲』を期待する意味の発言をしていました。その『横綱相撲』という言葉。個人的には何を指しているのだろうかとずっと疑問に思っています。

相手のまわしを取って四つに組む相撲が、『横綱相撲』と表現されるもののようです。

出てくる相手を真正面から受け止めてそれをねじ伏せるのが、角界の最高峰・横綱が取る相撲だと。

ならば力士の全員にそういった取り口を教えれば、指定すればいいものを、ある者は張り手を十八番にしたり、ある者は足を取ったりすることがあります。

『張り手』や『かち上げ』は反則ではありません。

勝つ為に反則ではない技を使って勝負を挑んでいるのに、それは『横綱相撲』ではないので横綱はやっちゃいけないと一部の人が言う。

別の意見としては、『かち上げ』は脇が開くから、される側にとってはチャンス。それでも勝てないのは負ける方の技量が足りていないというものも。これは元横綱・若乃花の花田虎上さんのコメントです。

ならば、『かち上げ』で隙を見せているけれど、それでも勝つから『かち上げ』の白鵬は強いのだと。

わざわざハンデを負ったうえで勝っているなんて、強さの証明ではないでしょうか。

野球賭博問題のあった時にがんばって大相撲を盛り上げた張本人が、現在は『横綱相撲』という言葉にがんじがらめになっている人に、反則をしているわけでもないのにダメ出しを受けています。

そこに何か違和感を感じるのです。ルールの範囲内のことをやっているのに評価されないのはおかしい。

いっそのこと、『張り手』や『かち上げ』を反則にすればいいのでは。

テレビで時々、いろいろなスポーツの熱のこもった場面を視聴させてもらうこともありますが、張り手の得意な力士同士が、ボクシングのパンチの応酬のごとく張り手をブチかまし合うVTRが流されることがあります。

でも、それを誰も「力士としてふさわしくない」とは言いません。

白鵬は、「一人横綱でがんばった」とか「横綱相撲ではない」とか、周囲に都合よく言われているだけに見えます。

そして、この日の放送のテーマである『土俵の充実』。この言葉も一体何なのでしょう?

力士が持てる力をいかんなく発揮して相手と相撲を取るというのが『土俵の充実』であれば、『張り手』の得意な者はそれで勝負に挑むのが筋だと思います。

だから、白鵬の『張り手』や『かち上げ』がダメならばどうなのよ?と言いたいです。ちょっとおかしいと思われませんか?

VTRが終わると、スタジオにいるアナウンサーが「真っ向からの攻防を見せてほしいです」とコメントした後に次のニュースにさっさと移りました。

反則技でない『かち上げ』は「真っ向からの勝負」の範疇ではないのでしょうね、きっと。

番組が何故白鵬の取り口をトップに取り上げたのかがわかりません。

不祥事に揺れる大相撲、問われる『土俵の充実』と言いながらも、そこで最も時間を費やしたのは白鵬の取り口。

協会のダメッぷりについて、あーでもない、こーでもないと言うならまだしも、一力士の取り口をトップで取り上げる必要があったのでしょうか。

ペットの猫から感染して飼い主が死亡した、国内初のケースのニュースがあったのですが、そちらの方が重要度が高いような気がします。

大相撲ファンとどちらが多いかはわかりませんが、猫を飼う人は多いと思いますし、飼っていなくても猫に接することのある人も多いはずです。

いたずらに不安を煽るのは考え物ですが、注意喚起も報道番組のやるべきことの一つです。

こちらの方が重要なので、『かち上げ』より登場順上位にすべきであり、若干見る目がズレているのではと感じました。

いろいろな技がある(・∀・)

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