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じわじわチャップリン 3/4日放送回・オリジナリティーの重要性を強く感じた

TV☆Writer

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2017年3月4日放送回のじわじわチャップリンは、あまり爆発力のある芸人がいない回だったと言える。

基本的にはこうしたネタ番組にはまだあまり売れ切っていない芸人が出ることが多いが、だいたいどんな番組でもそれなりに売れかけている人は登場するものだ。

たとえばこのじわじわチャップリンでも、次に放送する回には、R-1にも出場していたマツモトクラブや関西では有名なプラスマイナス、そしてオジンオズボーンなどが出演する。しかし今回はその位のクラスの人すらもいなかった。

もちろんそれは、まだ見ぬ実力派の発掘に繋がることなのでよいことではあるのだが、今回は残念ながらそういう風にもならなかったと言える。

まずトップバッターで登場したのは、ORIEという女性ピン芸人だった。女性のピン芸人、そしてコスチュームというところから平野ノラさんを想像させる彼女だが、実際にオーディションなどでは平野ノラの二番煎じと言われることがあるらしい。

実際には彼女の方が芸歴も長く、このネタをしている期間も長いようだが、早く売れた方がオリジナルになってしまうので、そういわれてしまうのも仕方ないと言えるだろう。

レースクイーン漫談という彼女のネタ自体も、別段ぐっとくるものではなかった。というのも、平野ノラと比べるとやはりそこまでポップ感がないのだ。

芸歴11年目ということもあるのかもしれないが、どうしてもどことなく舞台感が出てしまう。劇場などの舞台感が出てしまうと、テレビではあまり笑えない。だから実際彼女のネタも、客に高評価を貰うことは出来ていなかった。

次に登場したのはインディアンス。数年前の賞レースでは、これまたザキヤマの二番煎じと言われていたが、ザキヤマの二番煎じというよりは、ザキヤマとパンクブーブー、そして新宿カウボーイを混ぜたようなキャラクターだと感じた。

ずっとコボケをしているというスタイルの漫才は最近ではよく見るが、インディアンスはその系譜だと言えるだろう。そういう漫才はテレビ映えをする。

実際にこの日もたくさん笑いをとれていたように見えたし、客からの評価も上々だった。

ただ、やはりすべてにおいてどこかで見たというような雰囲気が否めない。テレビで売れっ子になるにはやはりオリジナリティーは必要だろう。

たとえば今年ブレイクが予想されるカミナリ。カミナリの漫才のスタイルは、激しいツッコミと独特のテンポでオリジナリティーがある。だから今既にテレビ多々出ている。

これから先インディアンスがもっと売れていくためには、誰かと誰かを混ぜたようなスタイルではなく、もっとオリジナリティーのある漫才をしていく必要があるだろう。

ただ、インディアンスは普通に面白かったことは間違いない。門出を祝うギャグコーナーと比べると、はるかに面白かったと言えるだろう。

こうしたギャグコーナーは、さんまのお笑い向上委員会でもあるが、じわじわチャップリンのギャグコーナーでは、さんまのお笑い委員会のギャグコーナーよりもさらに面白くないギャグばかり飛び出していた。

そもそもここでギャグをする人たちは、さんまのお笑い向上委員会に出ている人たちに比べると実力もやや不足していると言えるだろう。だからギャグが面白くないのは当然と言えば当然なのだが、別に面白くないのであれば無理にオンエアーすることもないのではないかと思う。

それだったら、きちんとネタをやる時間をあたえてあげた方がよさそうなものだ。

インディアンス同様に面白かったと言えるのは、ラフレクランだ。ラフレクランは、コント師としてやや有名だと言えるだろう。

今回は元カノというコントを披露していたが、リアリティのあるコントですごく面白かった。今カノが家にきたら、元カノのものばかりが家にあるというのがこのコントの大筋なのだが、まずその時点ですごくリアリティがある。

最初は嫉妬しないようにしていた今カノも、元カノパジャマ着る?と言われたあたりから徐々に嫉妬を見せていく。そのタイミングもちょうど良いし、そして演技力も申し分ない。ただ大ボケのあるコントではないので、テレビ的にはどうなのだろうかというところはある。

実力は確かで芸人ウケが良いことは想像に難くないが、コント師自体あまりテレビでは見ないということもあり、これからテレビでの露出を増やしていくなら、なにか武器が必要なことは間違いないだろう。

最後にネタを披露していたのは、女性コンビのハルカラ。ハルカラは、なんでも言っちゃうような口が軽い女というネタを披露していたが、やや大味だった感は否めない。

面白くなくはないのだが、これまたやはりどこかで見たような感じがあるのだ。それもあるあるというという感じの既視感ではなく、誰かのネタで見たような既視感だ。だからやはり特別引き付けられはしなかった。

今回のじわじわチャップリンでは改めて、芸人さんとして売れていくためには、オリジナリティーが必要なのだろうということを強く感じた回だった。

インディアンスのプロフィール♪

ラフレクランのプロフィール♪

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